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これまたひっさしぶりのノベルレビューです。
今回紹介する作品は前々から言ってた「Bye」です。
最初に言っておくと、僕が今まで読んできたフリーノベルゲームの中で1番の感動作品です。
読んでる最中は泣きっぱなしでした(泣)
最初なんだからもっと言い事を書くべきですが、まずはこのことを言っておきたかった。
今までずっと1番だったSilence~涙をふいてをも凌駕する感動です。
「半人前の幸せしか持たない私たちだけど
みんな集まれば…・・・きっと1人前の幸せくらいにはなるよ」
・・・っていう紹介文を読んだ瞬間、これだ!!!!!って思いました。
この作品の登場人物は皆何か不幸せな過去、今を持っていて、その特殊事情の中でのお話です。
ていうか紹介は作者ホームページを見たらわかると思うので、僕の感想を書き殴りたいと思います。
Byeは生きること、死ぬこと、幸せ、不幸せ、希望、絶望などをテーマにしています。
この作品の登場人物を見ていると、今まで僕が悩んでいた事がとても小さく、
自分を不幸な人種だと思っていたことがとてもばかばかしく思えました。
僕には家族がいるし、友達がいるし、(恋人はいないけど…)体は健康だし、目が見えない訳でもなければ、まして不治の病にかかっている訳でもありません。
それはたまたま運が良かっただけの事で、
家族に捨てられたり、家族を殺してしまったり、家族に殺されそうになったり、腕や足が無くなったり、目に光が無くなったり、死ぬまでベッドの上で過ごさなければいけない人は必ずいます。
こういう人達は必ずあることを考えます。
こういう人達と比べると幸せすぎる僕でも、1度は考えた事があります。
死にたいと。
でもそれはあくまで考えるだけであって、本当に、心の底から死にたいと思う人はあまりいません。
何故なら上の条件を全て、あるいはほとんど抱えている人は滅多にいないからです。
たとえ家族に捨てられても自分にはまだ体がある。
失明しても心配してくれる家族や友達がいる。
一生寝たきりでも支えてくれる人達がいる。
少しでも自分に何か残されているのなら、死にたいと思ってはいけないんです。
自殺は自分を殺したという罪です。
自分の体を使えなくした罪です。
周りの人たちを悲しませた罪です。
生きることは権利なんかじゃないんです。
生き物は皆、生まれたときから生きるという義務が課せられているんです。
だから死ねと言ってはいけないし、死にたいと言ってもいけない。
他人を殺してもいけないし、自ら命を絶ってもいけない。
この世には死にたくないのに死ななければいけない人はたくさんいます。
そのくせ生きれるのにもかかわらず死にたいと言う人もいます。
死は不平なく生きている限り必ず訪れるものです。
死と闘い、精一杯生きようとして死んでいった人生か、
生きるということに嫌気がさし自ら死を選んだ人生では、
結果は同じでも内容の価値は全く違います。
だから僕は死ぬ間際に、自分の人生は幸せだったと思えるような人生を歩みたいです。
…しんど。
とまぁ、いつも音楽とかエリコとかしか頭にない僕でもこういうことを考えさせられるような作品なんですよ。
説得力も文章力も無いけど。
とにかくこれは僕の人生を大きく良い方向に変えてくれましたわ。
将来の夢も変わったし、それになりたい気持ちも強まったし。
何かはわかると思います。
無理だということもわかると思います・・。
じゃあ勉強始めるのでこれで。
めっちゃおもろい伝奇物です。しかもヒロイン2人ボイスつきです。
この話は全然暇しません。
一度読み始めるとエンドまで駆け抜けて行けます。
最初はほとんど謎だらけで、
その謎が少しずつあきらかになっていくシナリオは読者を飽きさせないし、面白いです。
・背景
誰でもかけるかも・・。
・立ち絵
誰もがかけるわけじゃないけど・・。
・音楽
結構あってる?
・文章
ん・・普通。
・シナリオ
非常によかったです。生の継承っていうアイデアを思いつくのがすごいです。
感動もしたし。
・キャラクター
克巳(かつみ)
主人公です。
巳鵜(みう)
ヒロイン1です。
沙良(さら)
ヒロイン2です。
女将さん
女将さんです。あるシナリオでめっちゃ怖なります。
博康(ひろやす)
挙動不審なおっさんです。
教授
教授です。
この話も送電塔のミメイ同様、難しくてよく理解できていない部分もありますが、
とても作り込まれていてやり甲斐があります。
エンディングは4つで、後半に分岐します。
総合評価
★★★★★
伝奇物としてはミメイ並に面白いです。
一番好きなキャラは沙良。声好き。
3時間くらいの伝奇ノベルなんですが、
一言で言うとすんばらしい。
・背景
無茶綺麗。
・立ち絵
無茶綺麗。表情豊か。
・音楽
しっとりしてて話にマッチしてる。
戦うシーンなんかテンションあがる。
・文章
うますぎる。
・シナリオ
かなり綿密。
ちょっと難しいからよくわからないところもあるけど読み手を飽きさせない。
もうちょっと長くてもよかった。
・キャラクター
登場人物全員印象強くて、
ハガレン並に1人1人を大事にしてるから脇役っていう脇役がいない。
ミメイ
主人公。17歳(確かそうだったような気が)の少女。
詳しくはプレイして自分の目で確かめていただきたい。
夜刀
ほぼ主人公の青年。詳しくはプレイして自分の目で確かめて。
総一郎
詳しくはプレイして自分の目で。
杏子
詳しくはプレイして。
ハナ
詳しくは。
ナギ
詳しく。
テツ
詳。
とにかくこれはやる価値ありです。
ストーリーはとても感動出来るし、
最後の動画なんか度肝を抜かれて開いた口が塞がらなかったです。
総合評価
★★★★★
★5つ!
今まで28こほどノベルを読んできたけどその中でも5本の指に入るほど良かったです。
たぶん他の4つは恋愛物で、
伝奇物としては僕の中では最高です。
ひとかたも良かったけど、やっぱり立ち絵があるほうが好き。
ただもっと話が長かったら★5つの枠を突き破ってたのに。
それでもとても楽しめました。
あと一番好きなキャラはミメイ。
最近読み終わってめっちゃ面白かったやつを紹介します。
Brass Restoration(ブラスレストレイション)
名前どおり音楽がテーマのノベルです。
エンディングは4つあります。
主人公が事故によって左腕を無くす話なんですが、全然暗くないです。
むしろ明るすぎ。
登場人物のほとんどがあらゆる場面でボケまくります。
でもあまりにマニアック過ぎてわからないネタもたくさんありました。
笑い死んだ(?)ところもありましたけど。
それぞれのヒロインの話を解説します。
実梨(みのり)
メインヒロインっぽい位置にいます。
が、話はとてもいいってほどでも無かったです。つか主人公が最低最悪。
主人公並に面白いギャグを発するのでそういう面ではいいキャラです。
小瓜(こうり)
主人公の一つ下の後輩で主人公と同じ打楽器奏者です。
僕的には小瓜の話が一番よかったです。やっぱり主人公はダメダメですが。
この話ではとあるクールキャラがボケまくるのでめっちゃ笑いました。
感動まではいかないけどてもよかったです。
唯(ゆい)
喧嘩上等でボーイッシュなバンドのヴォーカルの女子です。
何と言うか、終わり方が納得いかないというか、一番暇な話です。
もちろん主人公は腐ってます。
結構重い話になってくるのでギャグは少ないです。
美音(よしね)
どうやったらよしねって読めるかがわからない。どうしてもみおんって読んでしまう。
そんなことはどうでもいい。長い。この話長すぎおすぎ。(?)
これは唯とは逆にサクサク進みます。先が気になるから。
しかも四角関係て・・。
まぁ最終的には全員まとまって終わるんですけど。(唯以外)
この話がBrass Restorationの真のエンディングっぽいです。
まぁナンヤカンヤ言いましたがホンマに面白いから暇があったらやってみー。